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皆さん、こんにちは。突然ですが皆さんは過去と未来だったらどちらに行きたいと思いますか?僕は今断然過去に行きたいです。いや正確には過去に行きたいんじゃないな。過去の経験から今後どうなっていきたいか・いくべきかをしっかり考えたいなと思う日が多くあるということです。わかりにくくてすみません。ということで、ないちゃーの筆者が今回のブログで書くのは、東京での映像プロダクション在籍時を振り返るブログです。

都内大手番組制作会社に転職

筆者は新卒から番組・映像制作会社に入社したわけではありません。
新卒時は東証1部上場企業に就職し、日々頑張った結果、それなりの地位にも上がることができました。
深い話、他の企業と新卒での給料を比べても良かったのと楽しさもあったので特に会社に対する不満はありませんでした。
ただそれと同時に「このままでいいのか」という自分がいたのも確かです。
筆者は幼い時からテレビにかじりついて観る程、テレビを観ることが大好きでした。(特にバラエティ番組)
その為、いつからか、将来はテレビ業界に就職したいと思う日々の連続だったので、思い切ってテレビ業界に転職することを決めたのです。

「忙しさ」の先にあるもの

念願のテレビ業界に入社後はただただ忙しい日々の連続でした。
土日出勤は当たり前、平日も終電ギリギリまで資料等の準備作業、「休み?何それ美味しいの?」と思うほどに動いていた記憶があります。ロケが間近に迫れば会社に泊まり込むという日も珍しくなかったです。
忙しいはずなのに、肉体的にも疲労が溜まってるはずなのにいつも心では「楽しい」と思えていたので、かなりこの業界での仕事が好きなんだと思います。(ドMなのか...)
そう思えたのもやっぱりやりがいの部分が大きいと思います。
ロケが終われば終わりというのではなく、本当に大変なのはここからで、その後は箱(編集所)に何日も篭りっきりの状態になります。
だからこそ放送時の際の達成感も半端なく、
頑張って携わった番組のエンドロールに自分の名前が載る、これは中々体験できることではありません。

ADの業務

ADの主な役割は大きく分けて下記4つから構成されると考えます。

①ロケ地選定リサーチ・備品調達
→企画に沿うロケ場所探しやロケに必要と想定される小物類の買い出しやカンペの準備。

②ロケ(ロケーション)
→撮影本番
 これまで充備してきたものをまとめてスムーズに進行できるように進行を考える。

③スタジオ収録
→スタジオでの本番収録は、多くのタレント・ゲストが集まるので飲み物や食べ物のケータリング準備。

④撮影素材のデジタイズ編集準備
→ディレクターがスムーズに編集できるように撮影した素材をパソコンデータに変換する。

この他にも、該当インタビューなど、出演者にタレントを充てない場合はADがこれをすることも多々あります。
個人的に特に細心の注意を払っていたのはやはり①の備品調達ですね。
ロケ直前になってあれない、これないとなると企画が台無し、最悪ボツになってしまう可能性もあり得ることなので、人それぞれ違うと思いますが筆者自身はこれに一番意識を向けていました。

頑張りは誰かが見てくれている

筆者が、当時自身が携わった番組で最も思い入れのある番組は、テレビ東京系列の「盛ラジオ」という特番でした。(番組詳細は下記リンクより)
筆者がメインADとして動かせてもらった番組でもあります。
準備はもちろん、少しだけ構成にも入らせてもらいました。
そんなある時、番組P兼総合Dから「番組ちょい出ししていいか?」との一言が。
理由を聞くと、自分が頑張っていた部分を見てくれていたらしく、助けられた部分もあるからとのことでした。
もちろん、それは企画的に番組スタッフが出る方向で話が進んでいたからというのはありますが、それでも自分を見ててくれて充ててくれたPに感謝したのを今でも覚えています。
本当にちょい出し程度でしたが、セリフもあり、その時が初めての全国地上波初出演の時でした。笑
「頑張ればどこかできっと誰かが見ててくれる」初めてそう思えるようになった瞬間でした。
東京と沖縄で離れた距離ですが、今でもたまにその方とは近況報告会をしています。

「盛ラジオ」番組詳細

沖縄で実現させたいもの

そんな忙しくとも毎日が楽しいと思えていた筆者が、なぜ沖縄でこの会社で働きたいと思ったのか。
まず第一の理由はシンプルで、昔から「沖縄に住む」ということに対し強い憧れがあったからです。
第二の理由が、この会社でしか学ぶことができない経験が多くあったからです。
東京にいた際の仕事ではカメラに触れれるというよりか、それ以外の準備関係進行段取りが主な仕事で、カメラ関係は技術と呼ばれる別会社に依頼していました。
カメラも触りたいと思っていた自分には、少し思う部分もあったのも事実です。
悩んでいた自分を励まし、応援してくれた上司の背中押しもあったのも大きいかもしれません。
MARUKIN createの魅力はロケなどの進行段取りはもちろん、カメラに触れる機会も数多くあるということです。
そしてなんといっても番組制作・CM制作・MV制作・企業PV・求人動画など、ジャンル問わず、制作できるという点であると自負しています。
筆者自身も多くの企業のご担当者さまとお話しする機会を多く頂いておりますが、
お話をする中で求人動画を作りたいというお客様が多くいらっしゃる印象があります。
求人動画は企業ブランドの向上が図れるだかでなく、求職者が実際に入社した後をよりイメージしやすくなりミスマッチも未然に防げるというメリットもあります。
この企業ブランディングについては次回のブログでメインとして扱いたいと思います。
さて、話が少しそれてしまいましたが、筆者が「沖縄で実現させたいもの」ですが、内地の面白い番組と比べても遜色ないくらいのローカル番組を作ることです。
道のりは遥か先に、時に遠回りをするかもしれませんが、これを実現できるように今を一生懸命に、とにかく楽しむことを意識して与えられてる業務を頑張りたいと思います。

「約束」と大事にしたいもの

このブログを書いているときに、ある大事な「約束」を思い出しました。
当時所属していた会社の上司のPや仲の良かった比較的歳も近いDと、お礼も兼ねて最後に食事をした際に、
「いつか必ずまた一緒に面白い番組を作ろう。」「お前ならやれる、自分の嗅覚を信じろ。」そう言ってくれました。
なぜ自分たちの会社をエゴでやめて行く部下にそんな言葉を掛けてくれるのか不思議でしたが、
どうやら不器用さはあるが、ふとした発想が面白いからということでした。
筆者の性格的に自信を持って発言することができない悩みがあり恐る恐る提案してきたものが、上司たちにはいいと思ってもらえたことが何より嬉しく思いました。
ただ、その際に「圧倒的に自信の無さが垣間見えてしまって勿体無い」とも指摘してくれました。
本当にその通りでいつも「これを言ったら下っ端が何言ってんだ」と怒られてしまうかもしれないという恐怖心から
自分発信の際は自身なさげに提案してしまっていたと思います。
ではどうしたら自信を持って発信できるか、やはりしっかり準備することだと思います。
何か不安があるのは準備がきちんとできていないからということを最近多く思います。
テスト勉強も、テスト範囲をしっかり勉強していれば不安になることはありませんよね。
部活動もこんだけ練習してきたんだという思いがあれば、少なくとも気持ちで負けることもないと思うので、これはそれらと同じなんだと思います。
ここから圧倒的な自信を持って提案して行くために、準備に準備を重ねて本番を迎えていきたいと思います。
そしていつか、上司と交わした約束を果たせるように。

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